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グルメ修行僧が探る心から美味しいと思えるナチュラルフード

「亀田製菓クラブ」会員様限定コンテンツ連載第3回

ゲスト:フードエディター 小竹貴子氏

今回は、クックパッド初代編集長で、クックパッドを日本最大の料理レシピサービスへと成長させた立役者、小竹貴子さんとのトークをお届けします。
■料理ほどいいものがこの世にある?
■得意料理は冷蔵庫の残り物で・・小竹流料理のポイント
■美味しいの定義は一つではない
■記憶が美味しいを作る
■クックパッド入社のきっかけ
■Z世代男性にこれからの料理を託す
など家庭料理の美味しさや楽しさ、料理に対する既成概念へのアプローチやコロナ禍の料理事情など、興味深いお話が満載です。

 

■料理ほどいいものが、この世にある?

美味しいものを自分で作れる それが料理の最大のメリット

青江)小竹さんは「料理を作る楽しさ」を伝える伝道師でいらっしゃいますが、最近は本も多く出版されていて、出す本のほとんどがヒットしていますね。そもそも料理が好きになった、得意になったきっかけは何だったのですか?

小竹)私の家は大家族だったこともあり、家にいるときは全く料理をしていなかったんです。料理ができないからまかないが出るところでアルバイトして、24歳で結婚しました。でも、料理はできないしどうしようと思って、図書館で栗原はるみさんの料理本『ごちそうさまが聞きたくて』を借りて、とりあえずそのレシピ通りに作って出しました。すると家族が「美味しい」って言ってくれるんですよ。それで、料理って面白い!って。誰かが美味しいと言ってくれるほどいいことはないな、と思ったんですよね。
実際に家で料理を作ると家計にも優しいですし。私は当時千葉に住んでいたのですが、魚屋さんに買い物に行くようになって、その魚屋さんとお友達になったり。料理方法とかも教えてもらえるんですよね。通っていた料理教室でもお友達ができたり、料理を通じて人と仲良くなれるんだ、って思いました。

青江)料理を作る楽しさは、どんなところにあるのですか?

小竹)私自身は美味しいものを食べるのが大好きで、レストランに行くのも、流行りものを食べるのも大好きですが、究極のところ自分で美味しいものが作れるのがいいですね。
料理をするのがすごく好きで、そこにはまっているというか…。自分が作った美味しいものを食べると自分も幸せだし、家族も「美味しい!」と褒めてくれるし、これほどコスパがいいものはない(笑)。料理ができることでマイナスになることは何もないし、つらいことも全くない。
私はランニングも好きなんですが、どれだけ走っても家族は喜んではくれない。好きなプラモデルを作って作品をあげると言っても要らないと言われちゃう(笑)。料理を作ることはとてもクリエイティブですし、人とのつながり、コミュニティも生まれます。料理を通して、青江さんが出演された映画『もったいないキッチン』で描かれたように、食べるものを捨てるのをもったいないと思えるようになったり、食品ロスや環境にも関心を持つようになりました。料理から教えてもらうことはとても多いと思います。そういうことを様々な角度から伝えることが仕事にもなってきているので、料理は私にとっていいことだらけ、なんですよ。



■得意料理は、冷蔵庫の残りもので作る副菜

青江)得意な料理は何ですか?

小竹)面倒だという人も多いのですが、私は割と副菜が得意です。きんぴらとか春雨サラダとか…。冷蔵庫に残っているようなもので手早く作る料理はバリエーションが多いと思っていて、去年『驚くほどシンプルで美味しくなるサラダのアイデア帖』という本を出しました。肉・魚料理はあまり自信がないんですよ。私は料理をちゃんと習ったことがないので、エビデンスがどうとか、科学的な根拠がある料理はあまり得意ではありません。とにかく早く、家にあるものでさっと作るのが好きです。そのあたりは料理人の方と違いますね。

青江)副菜を美味しく作るコツやポイントは?

小竹)私が出した一冊めの料理本『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』では、調味料の配合などを1:1:1という方法で丸暗記することをオススメしています。例えば、サラダだとオイルとお酢が11、二人分だと、だいたい大さじ11ですね。それに少し塩と蜂蜜を入れればドレッシングができるので、中華にしたいときはオイルをごま油に変えて、酢を黒酢にしたりリンゴ酢にしたりと調味料で味の変化をつければいい。それさえ覚えておけば、あとはあるものでどうにでもなるんです。
レストランで食べるようなすごく美味しい料理には特別な配合があるのはわかっているのですが、そういうレシピを見るのは面倒だし、とりあえず111でやってみるといいと思います。和食も、醤油・酒・味醂=1:1:1で何でも作れます、と書いています。美味しくできる手抜き法みたいなのを伝えるのが得意というか、好きですね。

靑江)今は醤油でもスーパーに行けば56種類が並んでいます。オリーブオイルやごま油もいろいろな種類のものが出ていますから、それらの調味料を掛け合わせると、味のバリエーションも広がりますね。

小竹)ドレッシングを沢山買うよりも調味料を沢山買った方が絶対いいです。いくら好きなドレッシングでも同じ味だと沢山食べられないし、飽きてきますよね。おかげさまでこの本は結構売れています。

青江)小竹さんのレシピでいいなと思うのは、調理道具も少なくて済むことです。ボウルに調味料を入れて混ぜ、そこに野菜を入れて混ぜたらできあがり。そのままボウルごとテーブルに出す、みたいな。私は、小竹さんが作ったナムルのレシピが大好きで、スタンダードにしています。


■美味しい」の定義はひとつではない

青江)今の時代、有名なシェフがいるお店へ行けば、間違いなく美味しいものが食べられます。それでもなお、自分の作るものが一番美味しいと言われるのはどういうことなんでしょうか?

小竹)美味しいの定義が何かにも寄りますが、必ずしも手が込んでいて、食べた瞬間にすごい!と言って感動するような料理が美味しいとは限らないと思うんです。例えばすごく疲れていたり風邪を引いているとき、家でさっと引いた出汁で作ったお茶漬けが美味しいなと思うだろうし、忙しいときはぱっと食べられるもの、運動の後だったらパンチの効いたものとか、自分の感情や気分によって美味しいの基準が違ってきますよね。
私が思う「美味しい」は、身体や心がほっとして幸せを感じることだったり、身体全体が満たされることなんです。レストランでの食事は美食という視点では満たされるのですが、疲れたときはやっぱりお味噌汁とかが飲みたくなる。ほっとする味がどんなものなのか、わかっている自分であるからこそ、一番美味しく作れると思うんです。どんな条件の中でも、自分が欲するものを作れる自信と言えばいいのでしょうか。身体が幸せ、心が幸せみたいなものを基準に置いた場合、レストランの料理が必ずしも美味しいわけではないと思います。

■記憶が「美味しい」を創り出す

青江)美味しさって、食べるシチュエーションにも関係してきますよね?

小竹)はい。私はよく、コンビニで買ってくるおにぎりと、お母さんが作ってくれたおにぎり、どちらが美味しい?という話をします。そうすると、お母さんが朝早く起きて作ってくれた、おじいちゃんが送ってくれたお米でご飯を炊いてくれた、好きな鮭が入っているというように、おにぎりにまつわる様々な思い出を話してくださるんですね。おにぎりひとつとっても、様々な思いやできごと、一人ひとり違う価値がある大切なおにぎりなんですよ。おにぎりの価値は、味だけじゃない。なので、もう少し「美味しい」という言葉の感覚を広げて、うまく言語化していきたいです。 

青江)美味しいって記憶に直結していたりしますね。子供のころに食べたもの、お袋の味と言ったりもしますが、小さいときに食べ慣れた味が大人になったときにフラッシュバックする。香りから記憶を呼び起こすことをプルースト効果と言いますが、食べものって、味覚だけじゃなく嗅覚とも必ずセットになっているので、さもありなん、と思います。

小竹)亀田製菓のハッピーターンを食べると、子供のころお母さんが仕事に行って家にいないときに食べていたことを思い出しますね。そのころの思い出に染みついているせいなのか、色んなお菓子が沢山ある中で、なぜか今でも買っちゃいますよね。

青江)ハッピーターンは1976年、オイルショックのときに生まれたお菓子です。もう467年の歴史がありますから、親から子へと美味しさが伝えられて、今の子供たちも手を伸ばすのでしょうね。

■クックパッド入社のきっかけ

青江)小竹さんは、『月給たった5万円! でも、選びました 空回りの20代から、30代でクックパッドの役員になれたわけ』という本を出していらっしゃるように、未来が不安なときもあったと思います。それでもクックパッドに行かれたのは、食にかけようという思いがあったのですか? 

小竹)2000年頃、スキルを身につけようと思ってウェブのスクールに通いました。当時インターネットを使っての食関連のPRって、キャンペーンぐらいで、広告はテレビ・ラジオ・雑誌がメイン。インターネットはまだおまけでしかありませんでした。インターネットは世界とつながれるのだから、世の中をもっとよくできる可能性があると思っているときに、クックパッドの創業者と出会いました。彼は日本のあらゆる家庭を、料理を楽しみにする世界にしたい、料理を通じて世の中をよくしたいと本気で思っていました。ここなら自分の好きなこと、得意なことをインターネットで活かすことができると思って、クックパッドに入りました。

クックパッドの原点は、料理を投稿する人が集まるコミュニティ

小竹)クックパッドの原点は、料理を投稿する人が集まるコミュニティなんです。料理が好きで、レシピを楽しんでいる人たちがもっと多くの人に楽しんでもらえるよう、レシピを書いて写真を撮って投稿する場所やコミュニティを作る。そこが出発点で、そういう人たちが集まってきて、レシピのシェアリングが始まったんです。
検索機能をつけてから、ユーザーがぐっと増え始めました。「レシピを見たら安心して料理ができるようになった」「料理番組の料理は難しいけれど、クックパッドにはこれでもいいの?といった簡単なレシピが沢山ある」などの声が寄せられるようになりました。現在、クックパッドのユーザーは6500万人に上りますが、少しは料理をポジティブに捉えるお手伝いができたかな、と思います。

「閉じていた」家庭料理の楽しさを、コミュニティで広げる

小竹)今までの家庭料理って家庭の中で閉じていたと思うんです。お母さんが作って、子供が食べてそれで終わり。でもその家庭料理の楽しさがもっと広がる、うちの料理は超楽しい、が広がる仕組み、それがクックパッドです。
クックパッドの面白いところは、人と人がつながるコミュニティではなくて
レシピで人がつながっているところだと思います。小竹さんのパーソナリティが好きだから料理を作るのではなく、小竹さんの味が、レシピが好きだから料理を作る、なんです。
この人の味が私の好みに合う、みたいな。
そこが長くコミュニティを続けられる秘密ですね。

 

青江)小竹さんがいらした当時のクックパッドって、どんな会社だったのですか?

小竹)若い社員が多くて、料理を考える会社なのに一人だと料理をするのは面倒くさくてコストも上がるという理由で、料理をしない人も多かったんです。それじゃ会社で料理すればいいよねってことで、会社にキッチンを作って、昼も夜も自由に作っていい、経費は会社が出すからという制度にしました。
それで、社員に作らせてみると、毎日パスタやカレー、洋食を作るんです。何で和食を作らないの?って聞いてみたら、作り方を知らない、って。親から料理を習うことが私たちの世代でちょうど切れてしまっているんですね。じゃあ和食の料理人を呼んで、和食を作りたいと思うような料理、和食の楽しさが伝わるような料理を作って欲しいと頼みました。料理を作っている最中でも、社員からの「出汁はどうして取るんですか?」という質問に答えたり、魚のさばき方なども教えてあげてください、和食をなんとなく作りたくなる気分にさせて欲しいとお願いしました。そうしたら社員が出汁を引くのにはまりまして。「今日は昆布出汁にする?煮干しもいいよね」と楽しく和食を作るようになりました。そうやって自然に楽しくやりたくなる空気を作るのが当時から好きですし、今でもすごく意識しています。

青江)和食といっても多種多様ですが、お米を使った料理も作られていたのですか?

小竹)私、金沢のお米屋さんの娘で、お米はすごく好きなんです(笑)。会社のキッチンには無洗米、普通のお米、玄米など何種類も用意されていて、忙しいときは無洗米を使うなどしていましたね。一升炊きの炊飯器が2つ置いてあって、朝、ご飯を炊くんです。いつでも自由に食べられるので、そこでみんな、自由におにぎりを作って食べたりしていました。

青江)オフィスおかんならぬオフィスご飯ですね(笑)

小竹)小さい会社でしたが、部署が違うと話す機会もないので、一緒に料理をすると、ゆるいトークができてみんながつながりやすいんです。普段は、お昼ごはんを各自で作るのですが、月に1度みんなで作る会がありまして、そのときはお寿司パーティをしたり、魚をさばいてお寿司を握るみたいなことをやったり。大きな枡の中にサーモンや海苔を載せて、「クックパッドロゴちらし寿司」を作ったりしましたね。
クッキングができるのとできないのでは、絶対できたほうがいいんです。
私は、料理で世の中をよくしたい。クックパッドみたいに料理だけを考えている会社が世界でひとつぐらいあってもいいよねと思ってます。

■料理=楽しいことにみんなの意識を変えていきたい

青江)「世の中に『料理の楽しさ』をもっと伝える」ことをミッションとされている小竹さんですが、そうはいっても家で料理をすることを作業や義務的なものとして捉える人はまだまだ多いと思います。あるいは「男子厨房に入らず」みたいな、料理は女がするものだという考えもまだあると思います。そういう料理に対する概念に対して、小竹さんはどう思われますか?

小竹)家事労働という言葉がありますが、料理=労働という価値観を変えていかないといけないですね。そう思った瞬間に料理はしんどいもの、つらいもの、結婚すればやらなきゃいけないものになってしまう。料理は「べき論」で語られることが多く、それがすごくもったいないと思います。

このまま世の中が進んでいくと、それこそ食事はレストランですればいい、スーパーで買ってきたものを食べればいい、家事労働は減らされるべき、という考え方が広まって、クッキングがなくなってしまうかもという恐れを感じています。
私たちは世界140か国で料理頻度の調査を進めていて、4年目になりますが、やはり全体的に料理頻度は減少傾向なんです。コロナ禍で料理をする回数が増えたと思いきや、実はそんなに増えていません。確かに1度目のロックダウンのときは、そうせざるを得なかったのでしょうが、料理頻度がめちゃめちゃ増えました。でもそれ以降は普通に戻るというか、料理頻度が減少している。家にいるからやらなきゃいけないと、料理嫌いをむしろ助長させてしまったのではないかというのが私の仮説です。

私自身はこれまで、人々が仕事などに時間を奪われ、時間がないから料理をしないんだと思っていたんです。でも今回、時間ができても料理をしないことがわかったので、これは相当違うやり方で料理のブランディングをしないといけない。時間がなくても、楽しいからやるといったメリットをプレゼンテーションしないと、クッキングは滅びると思っています。

■クッキングの未来をZ時代の男性に託す

青江)コロナで長い外出規制が厳しかった頃、世界中でいろんなシェフが料理を作ってアップしていましたね? 私もうどんを作る動画をアップしました。

小竹)家で手打ちうどんを作ったり、パンをこねたりする人が一時的に増えましたね。アメリカの新聞・NYタイムズでは、ストレスベイキングが紹介されていました。ストレスを受けると本能的にこねるとか、手を動かしたくなるそうなんです。

青江)そうなんですか。あの時期、おせんべいを焼くのにもはまっていました(笑)。コロナの前後で料理を作る人の楽しみ方は変わってきたのでしょうか?

小竹)外出できないので、お庭でBBQとか、家庭料理をアクティビティに変える動きがありました。普通に料理を食べるのではなく、週末の過ごし方や食事の楽しみ方にエンターテインメント性を加える、食のアクティビティ化が進みました。凝った料理を作るのではなく、今日は焼きそばパーティーをしようというような人たちは、コロナ禍でも上手に楽しんでいましたね。ホットプレートが当時、めちゃめちゃ売れたんですよ。他には若い男性、特にZ世代が料理をするようになりました。これは世界中のデータにも現れているんです。

Z世代になると、料理は女性がするものといった固定観念がない人が多くなる。また、男らしさ女らしさといった考えもあまりないですし、環境などソーシャルへの関心も高い世代なので、料理を作りたい気持があるのかもしれない。今までは時間がなくてできなかったけれども、家でどう過ごすかという選択肢の中で、若い男性はクッキングを選ぶようです。普通に自分で作ったほうが美味しいから、当たり前のように料理をする。そこは希望ですよね。

青江)Z世代の人たちが好むレシピってあるんですか?

小竹)今まで男性の料理と言うと、凝ったスパイス料理のようなものが多かったのですが、Z世代はそういった「男の料理」ではないんです。いわゆる普通の家庭料理を作るようになりました。「特製のカレー作ります」とか「Youtubeのシェフの料理を見てはまりました」というのはもう少し世代が上の男性ですね。一方、女性は所得の高い人の料理頻度が明らかに減っています。お金があるのでアウトソースしたほうが便利なんでしょうね。

青江)世界の中での日本を見ると?

小竹)残念ですが、ジェンダーギャップ指数通りです。この指数にほぼ連動しているので、男性の料理頻度は下から数えたほうが早いです。

青江)それは、かなり残念です。

小竹)そんなこともあって、去年くらいから男子中高生に家庭科を教えて調理実習をしています。おじさんに料理を教えてもムダだと(笑)。バイアスがない子供たちに料理ってこんなに意味があるんだよ、と伝えたほうがいいかなと思って活動しています。

(小竹貴子さんへのインタビューを終えて)

話をさせていただき、「料理って本当に楽しいものなのだ」ということを改めて感じさせられました。昔、料理は生きていくためにしなくてはならない仕事であり、義務であったと思います。しかし現代においては、料理とは楽しくいもので、コミュ二ケーションツールの1つであり、自分の人生をより良く豊かにしていく、まさにウェルビーイングの根底を支えるものです。そして、小竹さんのように笑顔でそれを実践している方の存在こそ、パワフルに、なおかつ自然なかたちでまわりを感化していくものなのだと気付かされます。小竹さんのまわりには、いつも笑顔と料理が溢れています。それは小竹さん自身が誰よりも笑顔で、誰よりも楽しく料理をしているからに他ならないでしょう。

 

 

今回のゲスト:フードエディター・小竹貴子氏 

 1972年、石川県金沢市に生まれる。 関西学院大学社会学部卒業後、株式会社博報堂アイ・スタジオにてwebディレクターとして経験を積み、2004年有限会社コイン(現クックパッド株式会社)へ入社。編集部門長を経て2008年執行役に就任。その活躍は社外でも注目を浴び、2010年「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011」を受賞。2012年に独立。世の中に「料理をすることの楽しさ」を伝えることをミッションとして、現在は料理や食に取り組むサービスの構築支援および編集業務を行う2児の母。著書に『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』『驚くほどシンプルで美味しくなるサラダのアイデア帖』『月給たった5万円! でも、選びました 空回りの20代から、30代でクックパッドの役員になれたわけ』など。

 

モデレーター:緑泉寺住職 青江覚峰氏 プロフィール

 

1977年東京生まれ。浄土真宗東本願寺派湯島山緑泉寺住職。米国カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。「暗闇ご飯」主宰。超宗派の僧侶によるウェブサイト「彼岸寺」創設メンバー。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ほとけごはん』(中公新書ラクレ)、『お寺のおいしい精進ごはん』(宝島社)など。海外での精進料理公演などの実績も多く、国内外のテレビラジオ、Webなどで引っ張りだこの日本精進料理界の若手僧侶。

 

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